アイロンのかけ方
ヨーロッパなどでは、通常シャツはクリーニングに出さずに、自宅で男性がアイロン掛けすることが普通なようです。
やはり、高級になればなるほど繊細なシャツは、多くの商業クリーニングのように、半乾きの状態で高温プレスなどをかけると、傷みや縮みの原因となる場合があります。

とは言え、自分でするとなるとなかなかうまくアイロンをかけることができない。というお話もよく耳にします。
でも、シャツへのアイロンがけは、順番を決めてパーツごとに分けてしっかり掛ければ、意外と短時間で仕上がります。
ぜひ、プロフェッショナルの技を参考に、アイロンがけにチャレンジしてみてください。

画像やムービーをお手本に5枚も当てれば、きっとあなたも仕上げのプロフェッショナルの仲間入りができると思います。
上谷育生
岡山工場生産部リーダー
1.
洗濯後、乾いたシャツ全体に霧吹きで水を吹き付けます。
2.
まず、衿先部分に軽くアイロンを当てます。
この時にアイロンをすべらさずに、上から押し付けます。
その後、端からアイロンを当てますが、アイロンを当てる反対側を引っ張りながら、シワにならないように少し丸みを出すように、中央までアイロンを当てます。その後、同じ動作を反対側から中央まで当てます。
裏側も同様にアイロンを当てます。

POINT:
端から中央に向かってあてることにより、衿先に皴が寄らずにアイロンを当てることができます。
3.
衿羽根を折って、丁寧に揃えて丸みを出すようにアイロンをかけます。
4.
カフスの端を引っ張りながら、カフスの裏側にアイロンをかけます。
表側も同様にアイロンを当てます。

POINT:
引っ張りながら、少し丸みを出すと皴が寄らずきれいに当てることができます。
5.
袖脇を合わせて、カフス側を引っ張りながら、肩側からかけることにより、タックをうまくプレスできます。
6.
上前タテに丁寧にアイロンをかけます。
7.
ボタン側を裏からアイロンをかけます。
8.
肩部分を持って、上に持ち上げ、シャツの形を整えます。

POINT:
肩部分を持つことにより、背面がきれいに伸びます。
9.
ゆっくりと、裾の方からシャツを置きます。
10.
タックがある場合は、最初にタックをきっちりと形づけて、タックからアイロンをかけます。
11.
背面をヨークから裾に向けてアイロンをかけます。
12.
両側のタックにアイロンをかけたら、ヨーク部分にしっかりとアイロンをかけます。
13.
ボタンを留めて、身頃にアイロンをかけていきます。
14.
きれいに畳んで出来上がりです。